肌寒い冬の昼下がり。スタッフ達がチリソースのたっぷりかかった辛そうなホットドッグと熱いコーヒーを楽しみながら会話に夢中になっているよ。
今回の話題は
「寒い冬の楽しみ方！！」。
面白そうなんで、僕もさっそく仲間に入れて貰うよ。

マダム
「今年20年ぶりにスキーにチャレンジしたので、また今度の冬もパウダースノーの北海道で滑ってきます！！」

ビーバー氏
「雪の北海道…いいですね〜。雪景色もいいけど、私は冬の東京をベランダから眺めるのが好き。東京の冬は快晴の日が多くて富士山もバッチリ。綺麗な日は思わず写真を撮っちゃう。・・・でもベランダは寒いんだよね〜。」

たいちゃん
「ベランダは寒いですよ〜。寒い冬は、やっぱり家の中でコタツ！！
コタツ大好き♪でも毎年、冬どころか春過ぎまで楽しんじゃいますけどね。」

ＪＯＹママ
「コタツ良いわよね〜。子供の頃はおこたに入り、みかんを何個も食べたわ！
みかんの皮をむいて白いスジを取って、それを火鉢に入れるといい香りがして好きだったのを覚えてるわ。懐かしい想い出ね。
今の子は火鉢使ったことないでしょ？？」

Haru
「そうですね〜火鉢は見たことあるけど使ったことない！
家では、こたつがあるとそこで寝ちゃうからいつの間にか撤去されました。
私の冬の楽しみといえば、暖かいお部屋の中でアイスを食べること！！それから、雪が降ったら必ず外に出てはしゃぎます！で、ＪＯＹはどうやって過ごすの？」

マダム
「寒がりだから、やっぱりこたつかな〜？」

みんな
「・・・・・ホットドックになっちゃうぞ〜！！！」

ＪＯＹ
「そんなぁ〜」

そこに、またまたタイミング良く駄洒落好きのウッチャンが入ってきました。

ウッチャン
「ＪＯＹ！！心配することはないよ。ホットドッグと言っても犬の肉は使われてないからね。長いソーセージが胴長のダックスフンドのイメージと重なってこういう名前が付けられたという説もあるんだ。」

ＪＯＹ
「ヘーウッチャン、ホットドッグに意外と詳しいね」

ウッチャン
「実はホットドッグは大好物なんだ。ソーセージの回りにたっぷりキャベツやピクルスが詰まっていて、ケチャップとマスタードが大胆にかかったオーソドックスなスタイルが好きだね。ハンバーガーとは一味違う『手のかからないシンプルさ』がいいネ。」

ＪＯＹ
「フーン。そうそう、ウッチャンの寒い冬の楽しみ方は何なの？教えてよ」

ウッチャン
「ソーダネー。夜寝る時に片足を布団から出して、この足を出す面積の程度を調整しながら、布団の中の暖かさと布団の外の冷たさを微妙に楽しみながら段々と寝りに落ちていくことかな」

ＪＯＹ
「なんか地味な楽しみ方だねー。他にはないの？」

ウッチャン
「ゾクッと体に寒気を感じるような、まさに風邪の一歩手前の時、『卵酒』（鍋に卵と日本酒を入れて熱しながらかき回して作る）や『バター牛乳』(鍋に牛乳とタップリのバターを加えて熱して作る)を飲んで体を徐々に温めることかな。体の芯から温まるゾー。ひょっとしてこれも地味かな？
室内での楽しみ方はこんなところだけど、アウトドアの楽しみ方としては・・・まさにシーズン真っ只中、学生のラグビーやアメリカンフットボールの試合を、競技場の寒風の中で観戦することかな。毛布やマフラー、ホカロンとか座布団の防寒具が必需品だけどネ。
勿論熱いコーヒーやホットドッグがあれば最高だね。そういえば、ＪＯＹには「コタツ」の他には、何か屋外での冬の楽しみ方はあるの？」

ＪＯＹ
「冬といえば勿論『雪』！！みんなの予想と違って、雪の日のお散歩は大好きなんだよ。チョット野生に戻るせいか興奮して走り回っちゃうんだ。降ってくる雪を口でパクパク受けながらのお散歩は楽しいよ。口の中で溶けていく雪の感触は何とも言えないんだ。
そういえば数年前、ウッチャンと一緒に雪の積もった公園の滑り台で遊んだことがあったネ。あの時は積もった雪が多くて、滑るのに結構苦労したけど面白かったネ。
そうそう、雪の日のお散歩も良いけど、後で僕の体を拭くスタッフは大変だと思うよ。でもねー、ぬれて冷えた体には、あの熱いドライヤーの風の感触はたまらないんだ。」

ウッチャン
「JOY。お酒の話しになるんだけど、特に寒い日の夜、静かにすするホットカクテルもいいもんだよ。あまり種類は多くないけど、いくつかある中で『グロッグ』というラムベースのカクテルはお薦めダネ」

ＪＯＹ
「へーウッチャンは梅干の入った焼酎のお湯割りを、割り箸でかき回すイメージが強いけど。『ホットカクテル』か、ウッチャンの趣味もずいぶん良くなったね」

ウッチャン
「グロッグはボク流に言うと、チョッピリ甘酸っぱい『大人の味のカクテル』なんだよ、タンブラーにダークラムとレモン汁を注いで、次に角砂糖とシナモン・スティックを入れるんだ。ここで静か〜に熱湯を加えてゆっくりとステア（かき回し）て、最後にクローブを数粒浮かべて出来上がりだよ。この熱〜い液体を少しずつ、暖かさを味わいながら体に流し込んでいくんだよ。　ジワ〜っと体も心も暖まっていって、まさに『極楽、極楽』だね。
先ほどの卵酒やバター牛乳のような『風邪の一歩手前』という、切羽詰った時の飲み物とは違う、余裕のある楽しみ方が良いね」

ＪＯＹ
「ヘー！！クローブとシナモン・スティックか・・・。ずいぶんプロッぽい材料が使われているんだね。聞いているだけで口の中が甘酸っぱくなって体がポカポカ暖まるような気がするよ」

ウッチャン
「それではＪＯＹ！！質問だよ。ラム酒は海賊のお酒というイメージが強いけど、この材料は何だか知っているかい？」

JOY
「ウッチャン！！ボクはお酒を飲まないから分かる訳ないでしょ」

ウッチャン
「JOY、実はネー、答えはサトウキビなんだ」

ＪＯＹ
「フーン、サトウキビか。『怖い海賊』と『甘い砂糖』？・・・あまりイメージが結びつかないよ」

ウッチャン
「それではまた質問だよ。カクテルの仕上げに数粒使うクローブは肉料理にも良く使われるけど、この『クローブ』と『ゴキブリ』の関係はな〜んだ？」

ＪＯＹ
「ウッチャン、また難しい質問をするネ！！わからないよ」

ウッチャン
「実はクローブは香りが強くて、ゴキブリがこの香りを嫌うらしいんだ。そこでゴキブリ避けにも使えるんだよ」

JOY
「ヘー。勉強になったよ。香辛料にも意外な効き目があるんだネ」

ウッチャン
「それでは最後の質問だよJOY！！シナモン・スティックはちょっとお洒落に角砂糖と一緒に使うけど、このシナモンの原産地はどこだろう？」

JOY
「シナモンというとアップルパイなんかに使われて、とてもりんごと相性のいい香辛料でしょ。ウ―ン、原産地ネ・・・。香辛料というイメージからすると多分アジアじゃないのかな？」

ウッチャン
「そのとおり。ＪＯY、よく分かったね。感心感心！！この香辛料は熱帯地方、中国南部やベトナム等が産地とされているんだ」

ＪＯＹ
「ウッチャン！！最後の質問にしてはやさしかったネ。実は名前からピンときたんだ。
『シナ（支那：中国の古い呼び名）モン』
ということから、アジアだと分かったんだよ」

ウッチャン＆スタッフ
「・・・・・・」