時々、暑さがぶり返す今日この頃です。
ボクは1年中毛皮を着ているのでチョッと肌寒い位が好きなんだ。
今日の昼休みのスタッフ達は旅行の話で大盛り上がり。ボクも仲間に入れてもらおっと。
Haru
「仲さん、先日のお休みはゆっくりできましたか?」
仲さん
「のんびり温泉に入って、楽しんできたわー。」
和子マネ
「いいわねーどこに行ったの?」
仲さん
「熱海と箱根です。」
Haru
「うわっ!色々なところに行ってますね。でも温泉って苦手。」
仲さん
「えー、のんびり大きなお風呂に入ってお部屋でお食事。至れり尽くせりで極楽よー!!」
和子マネ
「そうね、主婦には最高の休日だわ。」
Haru
「うーん。私の旅の楽しみは、その土地の美味しい物を食べることかな!あとは、皆さんのお土産が楽しみ♪」
仲さん
「温泉饅頭買ってきたわよー。」
Haru
「やったー!!」
そこにタイミング良く昼食帰りの駄洒落好きのウッチャンが入ってきました。
ウッチャン
「旅の魅力かー。
実はボクはこの前の連休に4人の仲間と一緒に山形県の鶴岡市と酒田市に行ってきたんだ。
鶴岡八幡宮の石段を苦労して登ったり、うどんや『だだ茶豆』を楽しんだりしたな。
もちろん美味しい地酒も楽しんだよ。
帰京の際にはあつみ温泉に寄り道してつかの間のひと時を楽しんだりしたな。
蒸し暑い雨の旅行だったけどよく歩き回ったよ。
そうそう、特に鶴岡市は時代小説でも有名な藤沢周平の生まれ故郷なんだ。
この街を舞台にした小説はいくつもあって、彼の作品に登場する色々な場面や風景を見て回ったのも面白かったナ。
旅は気分転換や自分自身の生活を見直すのにも非常に役立つし精神の疲れを取る効果もあるネ。
そうそうJOY!! 色んなジャンルでも旅がテーマとなった作品は多いんだ。
読み物で言えば・・・・古くは、江戸時代に書かれた十辺舎一九の『東海道中膝栗毛』は弥次さん喜多さんの旅行記だし、『西遊記』も三蔵法師一行が困難に立ち向かいながら天竺に向かう旅物語だよね。」
和子マネージャー
「人気があって何回もテレビ化されている『水戸黄門』も旅の物語よね」
ウッチャン
「JOY!!音楽でも旅がテーマのものも多いよ、特に演歌系。「旅」とか「旅情」の名前のついた歌が数え切れないほどあるんだよ」
JOY
「旅がテーマの本や歌ネー・・・そう言えばウッチャン、映画では旅関連のものは何かある?」
ウッチャン
「映画でも『旅』をテーマにしたものは多いよ。 ボクの好きな『スタンドバイミー』も少年たちの小旅行の物語だし、『ロード・オブ・ザ・リング』もスケールの大きな不思議な旅が魅力だったな。スタッフ達に絶大な人気を持つジョニーデップ主演の『パイレーツ・オブ・カビリアン』も海の旅がアクションを盛り上げていたよ。『80日間世界一周』や『2001年宇宙の旅』も有名だし、オールドファンには懐かしい『旅情』という映画もあったネ」
JOY
「ウッチャンもよく映画を見てるネ。感心するよ」
ウッチャン
「旅とは関係ないけど、今度JOYに『ワンワン物語り』や『101匹ワンちゃん大行進』のDVDを借りてきてあげるよ」
JOY
「ワーイ。うれしいな」
ウッチャン
「本題に戻って、ボクの感じる『旅行の魅力』とは・・・その地方の『おいしい料理』 『美味しいお酒』 『快適な入浴』と『土地の人との心の触れ合い』だね。
それとやはり『電車と駅弁』がアナログ的でイイネ。今回の旅行でもそれを痛感したよ」
JOY
「ボクも旅行に行きたいナー」
ウッチャン
「今、『ペット同行可』のカフェやホテルも増えてきているから、近々JOYにも旅行の楽しみを味あわせてあげるよ」
JOY
「ワーイ。うれしいなー。楽しみにしているヨ」
ウッチャン
「実は、今回の旅行で訪れた鶴岡には
『珍しや 山をいで羽の 初茄子び』
という松尾芭蕉の句碑があったんだ。
松尾芭蕉の『奥の細道』も門人と2人で江戸(深川)から奥州、北陸をめぐって岐阜県(大垣)にいたるまでの紀行文でたくさんの俳句がつくられているんだ。
まさに旅の魅力いっぱいの作品といえるんだ。
『俳句』についてのボクの考えを言うと・・・じっとして考えて作った句よりも芭蕉のように山道や野道を歩きまり、体全体で感じたことを言葉に託した句の方が好きダネ」
JOY
「何でそう思うの?」
ウッチャン
「だって自然の中を歩き回って作る句こそ『俳句ing(ハイキング)』でしょ」
JOY&スタッフ「・・・・・・」
|