きくりんが何冊かの本を持ってｙｕｌｉｅの机のそばに立ちました。
机の左側の引き出しには、みんなで回し読みができるように文庫本がたくさん入っているんだ。
小さな図書館というところ。

きくりん　　「ハルちゃんありがとう。『亡国のイージス』ほんとに面白かった。
あっという間に読んじゃった！新しいの借りて帰ろう〜」

ハルちゃん　「私も集中して読みました。映画観たくなりますよね」

ｙｕｌｉｅ　「そんなに評判なら読んでみようかな」

きくりん　　「おススメよ」

ハルちゃん　「他におススメは？」

きくりん　　「浅田次郎さんのものは引き出しに入ってるよ」

ハルちゃん　「借りてマース（笑）」

ｙｕｌｉｅ　「二人とも読むペースが早いから〜。流石です！」

そこへウッチャンが入って来ました。
ウッチャン　「ヘー。みんなで珍しく読書の話をしていたのか。ひょっとしてＪＯＹも話しに加わっているの？」

ＪＯＹ　　「ボクには本は読めないけどね。
ねぇねぇウッチャン、みんなが最近読んで面白かった本は『亡国のイージス』だって。読んだ？」

ウッチャン　「世間より一足遅れで今ちょうど３分の１くらいのところを読んでるよ。結構面白い。
ただし登場人物が多いので、しょっちゅう「人物紹介」のところに立ち戻っているよ」

ＪＯＹ　　「出てくる人が多いのかー。読むのに大変そうだネ」

ウッチャン「そうそうＪＯＹ、登場人物が非常に多い本のことは知っている？」

ＪＯＹ　　「登場人物の非常に多い本？　そうそう前に和子マネージャーから聞いたことがあるけど、ひょっとして中国の物語の『三国志』とか『水滸伝』じゃないの？」

ウッチャン　「そうかナー。僕の知る範囲では、登場人物の１番多い本は『電話帳』だと思うけどナー」

ＪＯＹ　「・・・」