今日の冷え込みは凄いや。
朝見たら、道路の街路樹の土には立派な霜柱が立っていたんだ。
そんな寒い昼下がり。事務所ではスタッフ達が『とんかつ弁当』を楽しみながらおしゃべりに夢中になっているよ。
話題は「役に立つ隠し技」だって。
僕もさっそく仲間に入れて貰おうっと。

仲さん
「もう、毎日が寒くて寒くて・・・お掃除するの大変よねー。」

Haru
「お掃除のときに窓を全開にすると、寒くて死んじゃうかも〜って思うときがある！！」

きくりん
「へぇーharuちゃんお掃除してるんだー。想像つかない！」

Haru
「ふーんだっ。私だって・・・・」

和子マネージャー
「まぁまぁ、ところでみんなの「お掃除ワザ」を聞きたいわ。 ココを工夫してます！とか」

きくりん
「そうですね・・・掃除する箇所を曜日別に決めて必ず掃除するとか、細々したものを置かない！触ったところは直ぐに拭く！こうすれば、大掃除も楽になる。」

仲さん
「さすが、きくりん。わたしも明日から掃除の場所を曜日毎に決めるわ。和子マネージャーは？」

和子マネージャー
「私のオススメ小道具はストッキング！太めの三つ編みにしておくと、蛇口の水垢取ったり靴磨きにと優れもの！あとテレビの画面拭きとしても静電気が立ちにくいから便利だし、昔母が細長く切ってハタキを作ったりしてたわ。」

仲さん＆Haru
「ほぉー☆」

仲さん
「新聞紙で窓ガラスを拭くのも良いのよ。インクの油膜で汚れが良く落ちて2度拭きが不要なの！ゴム手袋が必須だけどね！」

Haru
「ほうほう。」

きくりん
「あと、銅を磨くときに塩＋水で磨くといいのよね〜。『どうしよー（銅・塩）』」

みんな
「きくりん・・・（笑）」

そこにまたまたタイミングよく、昼食帰りのウッチャンが独り言をいいながら事務所に入ってきました。

ウッチャン
「今日のお蕎麦屋さんの『カレー丼』はあっさりとして美味しかったな。値段が同じカレーライスと違うところは、入れ物や形だけじゃなくてカレーに蕎麦のダシが使ってある点だな。本格的なスパイシーな専門店のカレーライスも良いけど、あっさり味の和風『カレー丼』もいいね。あまり自己主張をしない、静かで控えめな所がなかなかヤマトナデシコ的でイイネ・・・・・。

アレッ？！今回の話題は『役に立つ隠し技』か。実は僕には『隠し技』が二つあるんだ。一つ目は『シミ取り法』で、ネクタイやワイシャツにエビチリやパスタのソースが付いてしまった時の処理法なんだ。まず、あわてずに水で塗らしたハンカチ等で汚れた部分をつまみ出すように軽く数回絞るんだ。間違えても上から叩いちゃいけないね。シミが益々広がっちゃうからネ。次に使うのが『クラブソーダ（炭酸水）』なんだ」

ＪＯＹ
「炭酸水ネ。レモンも欲しくなるな」

ウッチャン
「ついでに焼酎もほしくなるけど･･･、その話は置いといて『クラブソーダ』は『缶入り』ではなく『瓶入り』のを使うんだ。『缶入り』よりも『瓶入り』の方が、泡の吹き出す力が強いんだ。ハンカチに炭酸水を付けてシミの部分を摘むようにして汚れを取っていくんだ。汚れが取れてきたらポンポンと上から叩いても大丈夫なんだ。泡の力で汚れが不思議ときれいに取れるんだよ」

JOY
「そうだね。ウッチャンくらいの年恰好の男性が衣服に食べこぼしのシミを付けてたら恥ずかしいよネ」

ウッチャン
「僕の二つ目の隠し技は『水槽等の底に入ったヒビの修復』なんだ。ただしあまり大きなヒビには効果が無いと思うよ。まずヒビの入ったガラスの水槽等に水を入れて、水の漏れ方を時間をかけて観察するんだ。そして修復材として使うのがチョッと変わっているけど『サンゴの砂』なんだヨ。コレを水が入った水槽の中にサーッと撒いていくんだ。様子を見ながら時間（時には数日）をかけて何回も繰り返していくと『サンゴの砂』の粒子がガラス等の割れ目を徐々に埋めていってくれるんだ。
僕はこの方法で母の住まいの庭の水槽と石のツクバイの傷を何週間もかけて修復したんだよ。今ではその水槽でメダカを飼っているし、ツクバイにはスイレンの鉢植えを入れてあるんだ」

JOY
「春になってスイレンの花が無事に咲くといいネ」

ウッチャン
「海水に酸素を供給するサンゴが、最終的には砂状に姿を変えても、水中植物や魚といった『水の中で生きるもの』を助ける結果になるのは、何か運命的な ロマンを感じるネ」

JOY
「水がとりもつ不思議な縁だね。やはり自然は奥深いね」

ウッチャン
「そう言えば、ＪＯＹの得意な『隠し技』は何かな？・・・そうそうご褒美に貰ったササミのジャーキーをクッションの下に隠すことじゃないの？　ＪＯＹは特に硬い食べ物は一度隠しておいて、後で時間をかけて楽しむのが得意だからな〜」

ＪＯＹ
「ウッチャン！！　実はボクにはもっと高度な『隠し技』があるんだよ」

ウッチャン
「へー、ＪＯＹの『隠し技』か。何かワクワクするネ。　早く教えて欲しいな」

ＪＯＹ
「ボクの『隠し技』というのは実は『ナゾナゾ』のことなんだよ。ウッチャン。それでは『ナゾナゾ』を出してもいい？」

ウッチャン
「出してみてよ。楽しみだな」

ＪＯＹ
「じゃーいくヨ。日本の避暑地で有名なのは『カルイ！！』。何でだか分かる？」

ウッチャン
「それって、ひょっとして『軽井沢』のことじゃないの。ＪＯＹの言っている『隠し技』というのは『隠しワ・ザ』のことで『カルイザワ』から『ワ』と『ザ』を隠したんじゃないの？」

ＪＯＹ
「分かっちゃったか。つまらないナー」

ウッチャン
｢ＪＯＹ！！　このくらいのレベルを『技』といって大げさに自慢しちゃイケナイネー。ほかの人が聞いたらＪＯＹは『ホラ吹き』と思われちゃうかも知れないよ。日本には『口はワザわい（災い）のもと）』と言うことわざあるからネ。その点僕は逆だなー。　駄洒落が上手だから僕の場合は『口はワザ(技)ありのもと』なんだ｣

ＪＯＹ
「ウッチヤン！！　ワザワザ言うのも何なんだけど、今の言い回しはなんだか『ワザとらしい』よ」

今年のホワイトデーは・・・・！

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